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タイミング法
私達の身体は、毎日の食生活から成り立ちます。
普段の食生活を見直す事で、不妊症の原因となる排卵障害や周期の乱れなどが整う可能性があります。
また、バランスの取れた食事を続けることで「卵の質」が良くなるといったエビデンスもあります。
多嚢胞性卵巣症候群による排卵障害により周期が乱れている方や、体外受精で繰り返し失敗してしまっている方は食事の見直も妊娠を近づけるための一つの手段となります。
体の基礎部分でもある食事を見直し、妊娠というゴールに向けてサポートさせて頂きます。
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37歳 自然妊娠
体外受精にトライし4度移植するも化学流産1回、残り3回は陰性でした。5度目の移植の前に食事制限も合わせてお願いし2ヶ月間、食事をサポートして頂きました。朝食をあまり食べれないタイプでコーヒーだけで済ませてしまってた日もありましたが、良くないと指摘して頂き少量ですが朝食を取れる量も少しずつ増えて行きました。またタンパク質がとても少なかった事にも気づきタンパク質入りヨーグルトなどで積極的にタンパク質を摂るように心掛けました。そのおかげか、体質だった頭痛が無くなり食事指導をしてもらって良かったな、と思ったタイミングでまさかの自然妊娠が発覚しました。
42歳 体外受精
2020年から最初のクリニックで複数回移植するも陰性、転院先のクリニックでも移植までいきましが良い胚盤胞になかなかならず着床に至らない状態が続いていました。
妊活のために体質改善でダイエットを自己流で行っていましたが、どうしても「食べる量を減らさなきゃ」という意識が強すぎて朝食をプロテインのみに生活に変えました。しかし、仕事中、空腹になり間食も増えてしまい、全く体重は減りませんでした。
こちらで食事指導を勧められアドバイスを頂き、まずは朝食を見直し必要最低限の炭水化物を食べ、間食の内容を改善しました。また、夜もしっかり食材からタンパク質を摂取する内容に変更し減量に成功しました。その2ヶ月後に採卵した胚盤胞で無事妊娠する事ができました。
改善前の牛タン定食は一見ヘルシーで良さそうですが、牛タン以外に目を向けると糖質・脂質が多く、 約700kcal以上あります。糖質を食べる際は野菜から摂取して、脂質は妊活に良いオメガ脂肪酸を多く含む青魚へ指導しました。また、副菜はビタミンDと繊維を多く含むキノコ類など、バランスを意識して頂きました。
ファストフードの典型的な食事です。高糖質・高脂肪は妊活に不適切な組み合わせで、塩分も多く、ホルモンバランスや子宮環境が大きく乱れます。魚とアボカドの良質な脂質でホルモンを整えつつ、魚と卵で蛋白質をしっかり摂っています。また、発酵食や海藻類で消化器のサポートも行いました。
朝食が食べられない方の食事です。改善前は全く食べない習慣から、徐々に改善しました。始めは約100kcal程度のエネルギー量からスタートしています。1ヶ月半程度かけて少しずつ量を増やし、その後は健康的なメニューで約500kcal以上摂れています。朝食は自律神経や便通を整える上で、とても大切です。子宮・卵巣も自律神経の影響を大きく受ける為、妊活にも深く繋がります。
「糖質制限」「ファスティング」「カロリー制限」「高タンパク食」など、これは世の中で妊活に良いと言われている食事方法の一部です。この中で、一番あなたに合う食事方法はどれでしょう?今、食事を見直したいと思っている方のほとんどは「なんとなく良さそう」「この食べ物が良いと聞いたから毎日食べている」など漠然としているのではないでしょうか。
身体は全て食べ物で出来ていますし、卵子や精子もそれを源として成長します。あなたの抱えているお体のトラブルは、食生活が原因かもしれません。例えば、多嚢胞性卵巣は糖質の摂りすぎにより排卵障害が悪化します。塩分の取り過ぎは子宮内膜症を悪化させる一因です。一人ひとりの状態や生活背景に合わせた食事方法の提案が妊娠を近づけます。
食生活の見直しはとても根気がいります。いざ自分で実践しようとしても誘惑に負けてしまい継続出来ないのでは無いでしょうか。何をどれだけ食べたら良いのか、三食のバランスは取れているのか、考える事が山積みになってしまいます。当院ではLINEによる個別サポートを行っております。ご興味ある方はお気軽にご相談下さい。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)では治療の中で、「食事」がとても重要視されております。食事を見直すことで糖の代謝異常が改善され排卵や月経周期が整う症例は多くあります。多嚢胞性卵巣症候群で排卵や月経周期が整わずタイミング法や人工授精で苦戦されている方や、体外受精の採卵前に卵子の質に不安がある方には「食事を見直す」はとても有効です。
お電話または直接ご来院頂き、30分程度のカウンセリングを実施致します。そこで、過去から現在の食生活・生活習慣・運動習慣・食事レッスンを希望される目的などを詳しくお伺い致します。そこで、しっかりと生活リズムやバックグラウンドなどを把握し、食事レッスンの内容を計画致します。
短期的な目標と長期的な目標を設定し、それにトライする期間を決めます。妊活での食事制限は「ただ痩せれば良い」という訳ではありません。急激な体重変化やカロリーの減少は女性ホルモンに悪影響になる場合があります。目標と期間を定め、それに沿った食生活を送ることにより、無理無く最大限の効果を目指します。
その日に摂取した食事(間食も含む)の写真をLINEに送信して頂きます。1日の食事内容から、三食の栄養バランスや糖質量、カロリー量、食べ方、選び方のアドバイスなどを返信させて頂きます。
短期的、長期的な目標の達成度合いや、食事指導の強度、食生活の変化などを定期的に再度カウンセリングさせて頂きます。再度カウンセリングさせて頂く事により、目標がさらに明確になり、一番の課題である「良い食生活を継続する」を達成しやすくなります。
当院の行う食事指導は「食事レッスンを終了してからも使える知識の提供」を目指しています。食事レッスンが終えた後も得た知識を普段の食生活に活かして頂き、妊活をしている期間だけではなく、健康的な食生活として一生使って頂けます。健康的な食事を意識する事は大変ですが、良い習慣を一緒に作っていきましょう。
妊活食事レッスンご希望・ご質問の方は下記フォームからお問い合わせ下さいませ。
件名:食事レッスン希望
本文:現在の治療歴やご希望など
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