あなたの身体は、毎日の食生活から成り立ちます。
不妊や体調不良の原因は、普段の食生活にある可能性があります。
食生活を見直す事で、多嚢胞性卵巣症候群を始め多くの方が妊娠に至ります。
原因を見つけ、あなたに最適な食生活を指導してまいります。

食事指導は通常メニュー(不妊体質改善)には含まれておりません。
別途、webからご予約を頂くかスタッフまでお申し付けください。

妊娠が近づく食生活について

 「糖質制限」「ファスティング」「カロリー制限」「高タンパク食」など、これは世の中で妊活に良いと言われている食事方法の一部です。この中で、一番あなたに合う食事方法はどれでしょう?今、食事を見直したいと思っている方のほとんどは「なんとなく良さそう」「この食べ物が良いと聞いたから毎日食べている」など漠然としているのではないでしょうか。

 身体は全て食べ物で出来ていますし、卵子や精子もそれを源として成長します。あなたの抱えているお体のトラブルは、食生活が原因かもしれません。例えば、多嚢胞性卵巣は糖質の摂りすぎにより排卵障害が悪化します。塩分の取り過ぎは子宮内膜症を悪化させる一因です。一人ひとりの状態や生活背景に合わせた食事方法の提案が妊娠を近づけます。

 食生活の見直しはとても根気がいります。いざ自分で実践しようとしても誘惑に負けてしまい継続出来ないのでは無いでしょうか。何をどれだけ食べたら良いのか、三食のバランスは取れているのか、考える事が山積みになってしまいます。当院ではLINEによる個別サポートを行っております。ご興味ある方はお気軽にご相談下さい。

食事指導の流れ

①カウンセリング

お電話または直接ご来院頂き、30分程度のカウンセリングを実施致します。そこで、過去から現在の食生活・生活習慣・運動習慣・食事指導を希望される目的などを詳しくお伺い致します。そこで、しっかりと生活リズムやバックグラウンドなどを把握し、食事指導の内容を計画致します。

②目標や期間を決める

短期的な目標と長期的な目標を設定し、それにトライする期間を決めます。妊活での食事制限は「ただ痩せれば良い」という訳ではありません。急激な体重変化やカロリーの減少は女性ホルモンに悪影響になる場合があります。目標と期間を定め、それに沿った食生活を送ることにより、無理無く最大限の効果を目指します。

③LINEによる食事指導開始

その日に摂取した食事(間食も含む)の写真をLINEに送信して頂きます。1日の食事内容から、三食の栄養バランスや糖質量、カロリー量、食べ方、選び方のアドバイスなどを返信させて頂きます。

④目標の再設定やフィードバック

短期的、長期的な目標の達成度合いや、食事指導の強度、食生活の変化などを定期的に再度カウンセリングさせて頂きます。再度カウンセリングさせて頂く事により、目標がさらに明確になり、一番の課題である「良い食生活を継続する」を達成しやすくなります。

⑤食事指導の期間終了

当院の行う食事指導は「食事指導を終了してからも使える知識の提供」を目指しています。食事指導が終えた後も指導で得た知識を普段の食生活に活かして頂き、妊活をしている期間だけではなく、健康的な食生活として一生使って頂けます。健康的な食事を意識する事は大変ですが、良い習慣を一緒に作っていきましょう。

患者様の声と変化

食事内容の変化

Before
After
https://tokyoharikyukyobashi.com/wp-content/uploads/2022/03/THKY-1-1-20-min-300x300.png
鈴木大樹

改善前の牛タン定食は一見ヘルシーで良さそうですが、牛タン以外に目を向けると糖質・脂質が多く、 約700kcal以上あります。糖質を食べる際は野菜から摂取して、脂質は妊活に良いオメガ脂肪酸を多く含む青魚へ指導しました。また、副菜はビタミンDと繊維を多く含むキノコ類など、バランスを意識して頂きました。

Before
After
https://tokyoharikyukyobashi.com/wp-content/uploads/2022/03/THKY-1-1-20-min-300x300.png
鈴木大樹

ファストフードの典型的な食事です。高糖質・高脂肪は妊活に不適切な組み合わせで、塩分も多く、ホルモンバランスや子宮環境が大きく乱れます。魚とアボカドの良質な脂質でホルモンを整えつつ、魚と卵で蛋白質をしっかり摂っています。また、発酵食や海藻類で消化器のサポートも行いました。

Before
After
https://tokyoharikyukyobashi.com/wp-content/uploads/2022/03/THKY-1-1-20-min-300x300.png
鈴木大樹

朝食が食べられない方の食事です。改善前は全く食べない習慣から、徐々に改善しました。始めは約100kcal程度のエネルギー量からスタートしています。1ヶ月半程度かけて少しずつ量を増やし、その後は健康的なメニューで約500kcal以上摂れています。朝食は自律神経や便通を整える上で、とても大切です。子宮・卵巣も自律神経の影響を大きく受ける為、妊活にも深く繋がります。

体重の変化

5/31〜7/14の45日間のデータです。
対象者は体外受精にトライされている患者様です。
食事指導を開始して、体重が60.6kg→56.5kg(-4.1kg)の変化がありました。

不妊治療を始めて、徐々に体重が増えてしまい気づけば10kg増加していたそうです。
不妊治療のホルモン剤の影響と、不妊治療からくるストレスの解消のため食に走ってしまった事が影響していました。

食事指導により、日々の食事がコントロールされバランスの良い内容になるほか、外食をセーブする様になった事も体重が減少に向かった要因かと思います。

始めの1ヶ月は大きく減少しますが、そこからは停滞期に入りました。停滞期にも継続して食事をコントロールする事で、その後の変化に繋がります。

食事指導を担当しているのは