NIPTと羊水検査どっちを受ける?違い・精度・費用・おすすめな人をわかりやすく解説
妊娠中の出生前検査について調べると、
NIPT(新型出生前診断)と羊水検査の2つを目にすることが多いでしょう。
- NIPTと羊水検査は何が違う?
- どちらを受けた方がいい?
- 精度はどちらが高い?
- 流産のリスクはある?
このような疑問を持つ方は少なくありません。
結論から言うと、
NIPTと羊水検査は目的が異なる検査です。
この記事では、それぞれの違いや特徴、精度、費用、おすすめな人についてわかりやすく解説します。
目次
NIPTと羊水検査の違いとは?
最も大きな違いは、
NIPTは「スクリーニング検査」、羊水検査は「確定診断」であることです。
| 項目 | NIPT | 羊水検査 |
|---|---|---|
| 目的 | 可能性を調べる | 確定診断 |
| 検査方法 | 採血 | 羊水採取 |
| 流産リスク | なし | わずかにある |
| 検査時期 | 妊娠10週頃〜 | 妊娠15〜16週頃〜 |
どちらも赤ちゃんの染色体異常を調べる検査ですが、
得られる結果の意味が異なります。
NIPTとは?
NIPT(新型出生前診断)は、
お母さんの血液を採取して行う出生前検査です。
母体の血液中に存在する胎児由来DNAを解析し、
染色体異常の可能性を調べます。
NIPTの特徴
- 採血だけで受けられる
- 赤ちゃんへの侵襲がない
- 流産リスクがない
- 妊娠10週頃から検査できる
- 結果は「可能性が高い・低い」で示される
身体への負担が少ないことから、
出生前検査として最初に選ばれることが多い検査です。
羊水検査とは?
羊水検査は、
羊水を採取して胎児の染色体を直接調べる検査です。
染色体を直接確認するため、
染色体異常の確定診断が可能になります。
羊水検査の特徴
- 羊水を採取する検査
- 確定診断ができる
- 妊娠15〜16週以降に行う
- ごくわずかに流産リスクがある
NIPTで陽性となった場合や、
超音波検査で異常が疑われた場合に勧められることがあります。
羊水検査について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
精度が高いのはどっち?
NIPTは非常に精度の高い検査ですが、
あくまでもスクリーニング検査です。
一方、羊水検査は胎児の染色体を直接調べるため、
染色体異常を確定診断できる検査になります。
| 比較項目 | NIPT | 羊水検査 |
|---|---|---|
| 精度 | 非常に高い | ほぼ100% |
| 確定診断 | × | 〇 |
つまり、
「精度」と「確定診断」は別の意味であることを理解しておくことが大切です。
精度について詳しくはこちら。
費用はどのくらい違う?
施設によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
| 検査 | 費用目安 |
|---|---|
| NIPT | 約10〜25万円 |
| 羊水検査 | 約10〜20万円 |
費用だけで選ぶのではなく、
検査の目的や必要性を考えて選択することが重要です。
NIPTがおすすめな人
次のような方は、まずNIPTを検討することが多いでしょう。
- できるだけ早い時期に調べたい
- 流産のリスクを避けたい
- まずは染色体異常の可能性を知りたい
- 侵襲の少ない検査を希望している
NIPTは採血のみで受けられるため、身体への負担が少ないことが大きなメリットです。
羊水検査がおすすめな人
一方で、次のような場合は羊水検査が選択肢になります。
- NIPTで陽性だった
- 超音波検査で異常が疑われた
- 確定診断を希望している
- 診断結果をもとに今後の方針を決めたい
羊水検査は染色体を直接調べるため、
「可能性」ではなく「診断」ができることが最大の特徴です。
羊水検査でわかること・わからないことについて詳しくはこちら。
▶ 羊水検査でわかること・わからないこと
迷ったときはどう考えればいい?
NIPTと羊水検査は、どちらが優れているというものではありません。
大切なのは、
「自分は何を知りたいのか」
という目的です。
- まずはリスクを知りたい → NIPT
- 診断を確定したい → 羊水検査
検査を受ける前には、医師や遺伝カウンセラーと十分に相談し、ご自身やご家族にとって納得できる選択をすることが大切です。
まとめ
NIPTと羊水検査は、どちらも出生前検査として重要な役割がありますが、目的が異なります。
- NIPTは「可能性」を調べるスクリーニング検査
- 羊水検査は染色体異常を診断する確定検査
- 検査の特徴や目的を理解して選ぶことが大切
正しい知識を持つことで、不安を減らし、ご自身に合った選択につながります。
よくある質問(FAQ)
NIPTだけ受ければ十分ですか?
NIPTは非常に精度の高いスクリーニング検査ですが、確定診断ではありません。陽性となった場合は羊水検査で確認することが一般的です。
羊水検査だけ受けることもできますか?
可能です。確定診断を希望する場合は、最初から羊水検査を選択するケースもあります。
流産リスクはどちらが高いですか?
NIPTは採血のみのため流産リスクはありません。羊水検査ではごくわずかですが流産や破水などのリスクがあります。
NIPTで陰性なら羊水検査は不要ですか?
多くの場合は追加検査を行わず経過を見ることが一般的ですが、超音波検査で異常が見つかった場合などは羊水検査が勧められることがあります。
出生前検査についてさらに知りたい方へ
出生前診断にはさまざまな検査があり、それぞれ目的や特徴が異なります。
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出生前検査について悩まれている方へ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
出生前検査は、
「どの検査が一番良いか」ではなく、「自分に合った検査を選ぶこと」が大切です。
✔ NIPTを受けるか迷っている
✔ 羊水検査との違いが分からない
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