初期スクリーニング検査とは?NIPTとの違い・費用・わかることを解説
妊娠初期の健診で、
「初期スクリーニング検査を受けますか?」
と説明を受けることがあります。
しかし、
- 初期スクリーニング検査とは何?
- NIPTとの違いは?
- 受けた方がいいの?
- 何がわかるの?
このような疑問を持つ方は少なくありません。
初期スクリーニング検査は、妊娠初期に行う出生前検査の一つで、赤ちゃんの染色体異常の可能性を評価する検査です。
この記事では、
- 初期スクリーニング検査とは何か
- 検査でわかること
- NIPTとの違い
- 費用や受ける時期
- メリット・デメリット
についてわかりやすく解説します。
出生前診断について詳しく知りたい方は
NIPT(新型出生前診断)とは?
も参考になります。
目次
初期スクリーニング検査とは?
初期スクリーニング検査とは、妊娠11週〜13週頃に行われる出生前検査です。
超音波検査と母体の血液検査を組み合わせて、
赤ちゃんの染色体異常の可能性を評価します。
あくまで「リスクを推定する検査」であり、
診断を確定する検査ではありません。
検査結果は、
- 高リスク
- 低リスク
という形で示されることが一般的です。
初期スクリーニング検査でわかること
主に以下の染色体異常のリスクを評価します。
- 21トリソミー(ダウン症候群)
- 18トリソミー
- 13トリソミー
これらは出生前診断でよく対象となる染色体異常です。
ただし、
「異常があるかどうか」
を確定する検査ではなく、
あくまで可能性を推定する検査であることを理解しておくことが大切です。
NT測定との違い
初期スクリーニング検査と混同されやすいのがNT測定です。
NT(Nuchal Translucency)とは、
胎児の首の後ろに見えるむくみの厚さを測定する超音波所見のことです。
詳しくは
NT(首のむくみ)とは?
で解説しています。
NT測定は超音波検査のみですが、
初期スクリーニング検査では
- NT測定
- 母体血液検査
を組み合わせて総合的に評価します。
NIPTとの違い
初期スクリーニング検査とNIPTはどちらも出生前診断に関連する検査ですが、精度や検査方法に違いがあります。
| 項目 | 初期スクリーニング検査 | NIPT |
|---|---|---|
| 検査方法 | 超音波+血液検査 | 血液検査のみ |
| 精度 | 中程度 | 高い |
| 費用 | 比較的安価 | 高額 |
| 確定診断 | 不可 | 不可 |
NIPTは母体血液中に含まれる胎児由来DNAを調べるため、
初期スクリーニング検査より高い精度でリスク評価が可能です。
詳しくは
NIPTとは?
の記事で解説しています。
初期スクリーニング検査はいつ受ける?
一般的には妊娠11週〜13週頃に行われます。
この時期はNT測定が最も評価しやすく、
出生前診断を検討する上でも重要なタイミングです。
また、この時期は
12週の壁
とも呼ばれる妊娠初期の節目にあたります。
費用の目安
初期スクリーニング検査の費用は医療機関によって異なりますが、
一般的には2〜5万円程度が目安です。
保険適用外となることが多く、
自費診療で受けるケースが一般的です。
陽性(高リスク)と言われたらどうする?
初期スクリーニング検査で高リスクと判定されても、
必ず染色体異常があるわけではありません。
高リスクの場合には、
- NIPT
- 羊水検査
などの追加検査を検討することがあります。
特に羊水検査は確定診断が可能な検査です。
どんな人が受ける?
初期スクリーニング検査は、
- 出生前診断を検討している方
- NIPTを受けるか迷っている方
- 赤ちゃんの状態を詳しく知りたい方
- NTについて説明を受けた方
などに選ばれることがあります。
受けるかどうかに正解はなく、
夫婦で十分に話し合いながら決めることが大切です。
初期スクリーニング検査のメリット
- NIPTより費用が安い
- 超音波による評価も同時にできる
- 妊娠初期に受けられる
- 出生前診断を考えるきっかけになる
初期スクリーニング検査のデメリット
- 確定診断ではない
- 偽陽性・偽陰性がある
- NIPTより精度が低い
- 結果によって不安が強くなることがある
そのため検査前に、
「結果をどう受け止めるか」
まで考えておくことも重要です。
まとめ
初期スクリーニング検査は、
妊娠11〜13週頃に行う出生前検査の一つです。
NT測定と血液検査を組み合わせて、
染色体異常のリスクを評価します。
NIPTより費用を抑えられる一方で、
精度には違いがあります。
検査を受けるかどうかに正解はありません。
それぞれの特徴を理解した上で、
ご自身やご家族にとって納得できる選択をすることが大切です。
よくある質問(FAQ)
初期スクリーニング検査とは何ですか?
妊娠11〜13週頃に行う出生前検査です。超音波検査と母体血液検査を組み合わせ、赤ちゃんの染色体異常の可能性を評価します。
初期スクリーニング検査とNIPTの違いは何ですか?
どちらも染色体異常のリスクを調べる検査ですが、NIPTの方が精度は高いとされています。一方で、初期スクリーニング検査は費用を抑えながら超音波評価も同時に行える特徴があります。
初期スクリーニング検査だけで診断できますか?
できません。初期スクリーニング検査はあくまでリスク評価を行う検査です。確定診断が必要な場合は羊水検査などが検討されます。
初期スクリーニング検査は何週で受けますか?
一般的には妊娠11〜13週頃に行われます。特にNT測定を行うため、この時期が推奨されています。
高リスクと言われたらどうなりますか?
高リスクと判定されても、必ず染色体異常があるわけではありません。必要に応じてNIPTや羊水検査などの追加検査を検討します。
初期スクリーニング検査は受けた方がいいですか?
受けるかどうかに正解はありません。検査で何を知りたいのか、ご家族でどう考えるのかを含めて検討することが大切です。
出生前診断について詳しく知りたい方はこちら
初期スクリーニング検査について悩んでいる方へ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
妊娠初期は、
「検査を受けるべき?」「何を選べばいい?」
と悩む方がとても多い時期です。
✔ NTが少し気になると言われた
✔ NIPTとどちらを受けるか迷っている
✔ 検査結果を見るのが不安
✔ 次の健診まで落ち着かない
妊娠初期は身体だけでなく、精神的な負担も大きくなりやすい時期です。
当院では妊娠初期の身体づくりもサポートしています
- 自律神経の調整
- 冷え・血流対策
- 妊娠初期の体調サポート
- 不安や緊張による身体の負担軽減
出生前診断の結果を変えることはできませんが、
妊娠初期を少しでも安心して過ごせる身体環境を整えることは大切です。
西洋医学と併用しながら、安心して妊娠生活を送れるようサポートしています。
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