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妊活は水を飲むところから!

目次

体は何で出来ているの?

私たちの体は大半が水分で出来ています。

水分 60〜70%
蛋白質 15〜20%
脂肪 13〜20%
ミネラル 5〜6%
糖質 1%
その他 6%
上記は体の構成物質になります。これを見ると半分以上が水分である事がわかると思います。人間は水が無いと4〜5日程で死んでしまいます。
それだけ大事な水分ですが1日に必要な量を摂取出来ていない方がとても多いです。水分の働きと重要性がわかると水分摂取の意識も変わると思うので紹介していこうと思います。

体内の水分の働き

体重の60〜70%が水分ですが、そのうち細胞内に40%細胞外に60%の水分があります。この水分の働きは、
栄養素や酸素の運搬
老廃物の排出
体温調節
体内の環境を整える
になります。
体内に取り込まれた栄養素や酸素は血液に乗って体の隅々まで運ばれます。なのでいくら栄養に気を使っていても水分を十分に摂取していないと意味が無くなってしまいます。それと同時に体内の老廃物などを運び出してくれる働きもあります。
水分は体温を調節するという大事な働きもあります。体は体温が高くなってくると汗をかいて冷やします。逆に体が冷えてくると体温が下がりすぎない様に調節します。体温は免疫力にも関わってきますが、精子にも関わりが深くなっています。精子は体温が高すぎると死んでしまうので、受精や移植などのタイミングでは過度に温めすぎない様に注意が必要です。
他にも水分は電解質の調節も行っています。電解質とはミネラルに含まれるもので、カリウムやナトリウム、マグネシウムなどの事です。これらは体内の水分量を調節したり、内臓や神経の働きに重要なものになります。

1日の排出量と摂取量

水分は何もしていなくても体から出ていきます。それは尿や便、呼気や皮膚の蒸発から出て行ってしまいます。その量は1日に2,5リットル排出すると言われます。排出された水分と同じ量は摂取しないと体内の水分はどんどん減ってしまいます。体内で生産される水分もありますが300ml程と多くはないのでしっかりと飲んで体に取り入れる事が重要です。厚生労働省でも1日2,5リットルの摂取を推奨しています。

・水分補給は1日2,5リットルを目指して飲みましょう!

むくみとは

女性でむくみでお悩みの方は多いと思います。むくみは体が水分を必要としていたり、血液循環が悪くなったりして溜め込んでいる状態になります。体内の水分が足りなかったり、運動不足により血液を心臓に戻すための筋ポンプが働いていなかったり、栄養不足から起こります。むくみを解消するには十分な水分摂取や運動は不可欠になります。心臓から出た血液は頭や手足や内臓に送られます。隅々まで送られた後は老廃物を運びながら心臓にまた戻っていきます。還りは筋肉を動かした時にポンプの力を使って心臓に戻ります。なので水分補給と同時にしっかりと筋肉を使ってあげる必要があります。オススメはかかと上げです。ふくらはぎは第二の心臓!しっかり動かして血液を循環させましょう!

・むくみは水分補給と筋トレの両方大事になってきます!空いてる時間にかかと上げ!

妊活と水分補給

妊活を行う上で水分は欠かせません。水分が足りないと栄養も運ばれなくなってしまうので子宮や卵巣の働きが悪くなってしまいます。水分補給と子宮や卵巣と関係あるの?と驚く方もいるかもしれません。子宮や卵巣も内臓の一部ですし、他の臓器と同じ様にしっかり働くためには栄養も必要になります。子宮への直接の問題でいうと、水分が足りないと頸管粘液の分泌も少なくなり、精子が子宮に入っていきにくくなる事も考えられますし、子宮内膜が厚くなりにくなります。妊活をするにあたり大敵となる「冷え」も水分不足が原因の1つになります。体は栄養を運んだり、老廃物を出すために絶えず水分を循環させています。なので少しでも循環を促して体を元気にするために水分補給は欠かせません。

・水分不足で子宮の働きや内膜、卵巣の働きに影響が出やすくなります。妊活にはまずは水分補給を!

水分補給のポイント飲み方

水を飲む時の注意点は、一気に飲んでも吸収しきれないのでこまめに飲む事が重要です。ではこまめとはどのくらいのペースで飲めば良いでしょうか?朝起きてから寝るまで16時間あると考え、1日2リットルを目標にすると、単純計算で1時間に124ml飲めば良い計算になります。小さめのコップ1杯を1時間かけて飲めば良いのでそう考えるとハードルは低く感じると思います。
次に水の温度ですが、状況によって最適な温度は変わってきます。汗をかいた後など早く水分補給をしたい場合は、冷蔵庫で冷したくらいの温度(5〜15℃)の方が体に吸収されやすくなります。これは冷たい方が胃を通過しやすいためです。普段は常温(18〜30℃)にしてあげると刺激も少なく体温も奪われないのでオススメです。お水を飲むのが苦手な方は15℃以下の少し冷たいと感じるくらいの方が美味しく感じるので飲みやすいです。気温も高くなってきて汗もたくさんかく時期なので飲みやすい温度でしっかりと水分補給をする事が大事になります。

・1時間で小さいコップ1杯(124ml)
・苦手な方は少し冷たいお水を!
・常温と冷水を飲み分けて

まとめ

体は口にしたもので出来ています。よく考えれば当たり前の事ですがついつい忘れてしまい暴飲暴食になってしまう事も。食べ物や飲み物によっては体臭がキツくなったり、汗がベタつきやすくなったり臭ったりする事もあります。肌荒れとして出てくる人も。妊活だけでなく、体の健康を考えても水分補給はとても重要なものになります。僕も数年前まで全然水が飲めませんでした。しかし一口ずつでも意識して飲んでいれば体も慣れていき、苦なく飲める様になります。筋トレもそうですが一瞬で体は変わりません。日々の積み重ねが大事になってきます。少しずつでも頑張って飲める様にしていきましょう!

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