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不妊の主な原因

今回は不妊の主な原因についてです。

不妊の原因は様々ありますが『西洋医学的に考える不妊の原因』と『東洋医学的に考える不妊の原因』があるのでご紹介していこうと思います。

目次

西洋医学的不妊

まずは男性の西洋医学的な不妊の原因は、

①造精機能障害
②性機能障害
③精路通過障害

男性の場合は精子に問題があるか、通り道に問題があるか、射精出来ないか、という事になってきます。

次に女性の西洋医学的な不妊の原因ですが、

①排卵因子
②卵管因子
③頸管因子
④子宮因子
⑤免疫因子

女性の場合は男性に比べて原因が多く、排卵の問題・卵管の問題・子宮の問題など複雑になっています。

東洋医学的不妊

次に東洋医学からみた不妊についてです。
東洋医学では、『肝』・『脾』・『肺』・『腎』が不妊に関係すると言われており、その中でも『肝』・『腎』が特に影響していると言われています。

『腎』は精を貯蔵しています。精は成長や妊娠出産などに関係が深く、生命エネルギーの源になります。この精が不足すると不妊などの症状になります。
男性の精と女性の精が合わさると胎児の腎気になり妊娠が成立します。この時に先天の精は決まります。後天の精といって育った環境などで変わる精もあります。

『肝』は血を蓄えます。怒りやイライラは肝の働きを悪くします。そうすると血の流れも悪くなります。特に骨盤内の血の流れが悪くなると、瘀血になっていきます。月経で毎月子宮内膜がきれいに剥がれ落ちてリセットされれば良いのですが、うまく剥がれずに残ってしまっているとPMS(月経前症候群)の症状にも繋がってきます。

東洋医学ではこの様に不妊を分析していきます。
東洋医学の良いところは病名から見るのではなく、身体の症状から判断し治療をしていくので副作用も無く、身体全体が元気になっていきます。

まとめ

なかなか不妊というと子宮や卵子や精子に目がいってしまい、身体全体のことが見えなくなってきてしまいます。昔から『木を見て森を見ず』という言葉がありますが、これは一本の木を注視するあまり森全体を見ていないという意味になります。東洋医学の治療というのは、森全体(人)と木(症状)を見て治療をしていきます。木(病気)ばかり見ていては森(その人の本質)が分からなくなってしまいます。

今不妊で悩まれている人や不妊治療を考えている方は鍼灸治療を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
一緒に子宝体質を作っていきましょう。

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