セルフケア

骨盤セルフチェック

はじめに

不妊症には骨盤の歪みが関わっている事をご存知でしょうか。
骨盤はお椀状になっていて内臓の受け皿になっています。
受け皿が歪んでくると中にある内臓も歪んでしまいます。
骨盤の中には神経・筋肉・太い血管・腸・膀胱の他に男性ですと精管・精嚢・前立腺があり、女性ですと子宮・卵巣があります。
この大切な臓器の受け皿になっている骨盤が歪むと神経や血管や筋肉が圧迫されやすくなり十分な血液(栄養)を供給できなくなります。
これは生殖機能のパフォーマンスを妨げ、ピックアップ障害にもつながると考えられています。

とはいうものの、自分自身でどれだけ歪みがあるかわかる人もとても少ないです。
なので骨盤の歪みのセルフチェック法をお伝えしていきます。

骨盤セルフチェック

骨盤の歪みというのは、『前傾』『後傾』『傾き』『ねじれ』から起きてきます。

  1. 『前後傾』
    前傾後傾は壁に背を付けて立ちます。壁と腰の間に手を入れて、どのくらいの隙間があるかをチェックします。手のひらが余裕を持って入ると骨盤の傾きは丁度良い状態です。握りこぶしや全く入らない状態だと前傾し過ぎ後傾し過ぎの状態となります。
  2. 『傾き』
    左右の傾きは仰向けになって膝を立てます。膝の高さが左右違う方は骨盤が傾いて脚の長さが変わっています。
  3. 『ねじれ』
    左右ねじれは仰向けに寝た後、片方ずつ膝を抱えます。どちらか上げにくければ骨盤の捻れがあります。

いかがでしょうか?
こんな風に簡単にチェックする事が出来ます。
良い姿勢というのは自然に無理なくその姿勢が取れる事が大切になってきます。

骨盤セルフケア

次に歪んだ骨盤の直し方です。
骨盤周りに効く重要なストレッチになります。

1.あぐらをかいて背筋を伸ばし片手を上げ脇腹を伸ばします。

2.椅子に腰掛け片足を膝の上に持っていき前屈みになりお尻を伸ばします。
3.立って脚を前後に開き後ろ足の膝を床につけます。前の膝は90°に曲げた状態で背筋を伸ばします。前の足に体重をかけていき股関節の前を伸ばします。

骨盤の歪みは、捻れや傾きになってきます。
歪みの原因は生活習慣や疲れなどが主に関係してきます。
脚を組んだり、片側にばかり荷物を持っていたり、猫背の姿勢でパソコンなどをやっていたり、疲れて背中が丸くなってしまったりです。
これらの癖を自分で把握して注意していく事もとても大切になります。

しっかりと歪みを直してパートナーと一緒に元気に妊活していきましょう!

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